1. アップグレードのポリシーについて
Code Composer Studioは、新規の製品を購入した時点で12ヶ月のサポートがついております。この12ヶ月の間、
ユーザーは米国TIのwebからアップデートやバグ修正のソフト、その他の役に立つ情報を入手することができます。
それらを入手できるwebページにアクセスするには、web上でユーザー登録し、製品に付随しているキーコード
(TIではサービスコードと呼んでいます)を入力する必要があります。
登録と入力は、製品ご購入後できるだけ早く行ってください。
製品購入後12ヶ月を過ぎますと、最初に登録したサービスコードの期限が切れ、そのままでは新しいソフトなどを
入手できなくなります。再び入手できるようにするためには新しいサービスコードが必要で、これを入手(購入)して、
webに登録すると続いて12ヶ月間、新しいソフトほかを入手できるようになります。
新しいサービスコードの入手までに空白期間がありますと、お客様にとっては損となります。アップデート期間の
終わりは変わらないのに、ソフトを入手できる期間が短くなるからです。 DSPの開発を行っている限りはできるだけ
継続してサービスコードを入手するようにしてください。
新しいサービスコードの入手の方法は「CCSの年間保守」という製品をを購入することです。
年間保守製品の購入には、正規製品のユーザーであることを証明するデータを提示していただく必要があります。
データは登録しているユーザーの会社名、所属、担当者名、電話番号、製品の種類、登録番号(SWxxxxx。xxxxxは数字)、
あるいは製品のシリアル番号、サービスコードなどです。
Code Composer Studio単体製品のみでなく、EVMなどにバンドルされたCode Composer Studioでもサポートの延長が
可能な場合があります。
アップグレードの購入を何年間も怠っていると、いざ新しいものが必要となったとき、アップデートが受けられず、再び新品を購入しなければならなくなる可能性がありますので、ご注意ください。
2. CCS Ver3.10のインストールについて
アップデートの入手はCCS本体のHELPメニューの中の一つのコマンドとして実行します。
まずはCCSをインストールする必要があります。CCSインストールは以下のように行ってください。
(1) CCS Ver3.1のインストールCDをCD-ROMドライブに入れてください。Setup.exeを実行します。
(2) Welcome to the Code Composer Studio v3.1 Installation
Wizard画面では [Next>] をクリックして下さい。
(3) System Requirements画面ではPCに必要な資源があるかどうかがチェックされます。
もし十分な資源が無い場合には、その部分が赤く表示されますので、解決してからもう一度実行して下さい。
問題がない場合に [Next>] を押してください。

(4) License Agreement画面では、ライセンス条項に同意する場合は、I accept
the License Agreementを選び、
[Next>] をクリックして下さい。
同意しないと次に進めません。

(5) Select Installation Typeでは「通常インストール」か「デバッガのみのインストール」「カスタムインストール」の
どれかを選んで下さい。
どれかのアイコンをクリックし、 [Next>] を押してください。
以降の説明は通常インストールでおこないます。

(6) Destination Folder画面では、ファイルをインストールするフォルダを選んで下さい。
デフォルトではC:\CCStudio_v3.10となります。
フォルダを決定後、[Next>] を押してください。説明はデフォルトで行います。

(7) Ready to install the Code Composer Studio
v3.10画面で、インストールを始めます。
[Intstall Now] をクリックしてください。

(8) ファイルのコピーが始まります。しばらくお待ちください。

(9) もし、Norton AntiVirusのようなウイルス検出ソフトを動かしていると、コピーの終盤で、警告が出る場合があります。
「処理」リストから「このスクリプトを認証する」を選び、 [OK] を押してください。
(10) Code Composer Studio v3.10 has been successfully installed画面がでたらインストールは
正常に行われました。
[Finish] をクリックしてインストーラを終了してください。
3. CCS Setupについて
アップグレードアドバイザを使用するにはCode
Composer Studio本体を起動して、そのhelpメニューのUpdate Advisorを
利用します。
Code Composer Studio本体を起動するにはまずCCS setupで、ターゲットボードの設定を行います。
実際にエミュレータ、ターゲットボードをお持ちになっている場合には、それらに適した設定をして、
Code Composer Studio本体を起動します。
エミュレータとターゲットボードが無い時はシミュレータに設定してみてください。
以下は、エミュレータの代わりにシミュレータをターゲットとして設定する方法の説明です。
(1) CCS Setupを起動します。
Factory Boards(下部のタブ)のなかのAvailabe Factory Boardsには大変多くの候補がリストされています。

(2) たとえばターゲットにC6416のビッグエンディアンのシミュレータを選びたいときには、
FamilyでC64xx , Platformにsimulator 、 Endiannessにbig
を選んで、候補にフィルターをかけます。
Availabe Factory BoardsのC6416
Device Cycle Accurate Simulator Big Endiannesが選びやすくなりました。
これをマウスで選んでドラッグし、左の欄のSystem Configuration にドロップしてださい。
(3) File -> Save で今おこなった設定をディスクに保存します。
(4) File -> Start Code Composer Studioで、CCS本体を起動します。

(5)下記のような画面が出たら正常です。

4.ユーザー登録とアップグレードソフトの入手について
Code Composer StudioのUpdate Advisorを利用するにはおおよそ以下の画面の開始、登録、利用を行います。
(1) ユーザー登録の開始
Code Composer Studioを起動し、メニューのHelp -> Update Advisorを選んでください。
Code Composer Studioはシミュレータでもエミュレータでもどんな形であっても、開きさえすれば大丈夫です。
ただし、ホストPCはインターネットにつながっている必要があります。
(2) ユーザー登録画面
もしUpdate Adivsor Reminder画面が現れたら、 [Yes] をクリックしてください。
インターネットブラウザが立ち上がります。

(3) Windowsの種類によっては「セキュリティの警告」画面がでることがあります。 [OK] をクリックして下さい。

(4) ログインまたは登録
インターネットエクスプローラが起動し、下記の画面が現れます。
● すでにユーザー登録してある場合には、画面左側の領域にEmail AddressとPasswordを入力し、ログインしてください。
もしPasswordを忘れてしまった場合には、その下のForgot your password ?を利用すれば、TIから新しいパスワード がメールで送られてきます。
お察しのように、passwordはご自分で決めるのではなく、TIによってランダムに決められます。
ログインできましたら(6) に進んでください。

(5) 登録
もし、まだ登録をしていない場合には画面右側のRegisterをクリックして、次に現れる画面に必要な情報を入力し、
登録を行ってください。
登録できたら、ブラウザのもどるボタンを押して、(4)ログインまたは登録 で示した画面に戻り、ログインしてください。

(6) 次に現れる画面はService Sodeの入力です。
CCSのパッケージに張ってあるシールの英数字を入力し、Nextを押してください。

サービスコード(Service Code)は下記の写真のように、パッケージ中の用紙のシールにかかれています。大事な番号ですので紛失したり、他人に使用されたりしないようにご注意ください。

(7) つぎに下記のような画面が現れます。
一旦、登録が済みますと、Update Advisorは次からは下記の画面から始まります。
左上のWELCOMEの部分には登録ユーザーの名前、会社名が表示されています。
右下の表の中には、入手できるはずのソフトが羅列されていますが、まだどれも入手できる状況になっていません。
入手するためには表の上部にあるREGISTERをクリックして、次にでる画面の質問に答える必要があります。

(8) 質問に回答する
Registerをクリックすると下記のような質問に答える画面が出ますのでご回答の上、
最後に最下部のSubmit the Surveyをクリックしてください。

質問の内容は
1, CCStudio Platinum editionをインストールするのに使ったTIのDSPあるいはプロセッサのプラットホームはなんでしたか。すべてに印をつけてください。
2. どれかのTIのDSPのプラットホームからほかのプラットホームに移植するご予定はありますか。
3. ご担当の最終製品にDSPが複数載っていますか。
4. 二種類以上のTIのDSPのプラットホームをご使用中でしょうか。
5. どのプログラミング言語をご使用になりたいですか。
6. ソフトウエアの開発環境は、どのOSのもとでご使用になりたいですか。
7. 統合開発環境Code Composer Studioの存在をはじめて知ったのは
(TIに自分で問い合わせして/雑誌の記事/雑誌の宣伝/代理店から/TIのwebサイト/展示会/その他)
8.開発の際、ソフトのどの機能をご使用になりますか。
登録が済みますと、下記の画面が現れます。 ブラウザの戻るボタンをおして、先程の画面に戻ってください。

(9) 今度は、各ソフトウエアの各項目が INSTALLになっています。必要と思われるソフトをダウンロードの上、
インストールしてください。

(10) 例として、Third-Party のC6416 DSK Board Support Packageを入手してみます。
C6416 DSK Board Support Packageの欄にあるINSTALLを右クリックしてください。

下記のような画面が現れますので、Downloadを右クリックし、対象をファイルに保存(A)を選び、そのファイルをPCの
任意の場所に保存してください。
ダウンロードが終わったら、そのファイルを実行してください。

補足
もし実際にCode Composer Studioを使用してDSPの開発をするPCがインターネットに接続できないときは、一台だけインターネットに接続できるPCにCode
Composer Studioをインストールし、アップデート用ファイルを入手し、DSPの開発に使用するPCに移動してインストールしていただくことが契約上、可能となっております。
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