TIのFETアダプタをお持ちの方はたくさんおられることと思います。FETのセットには開発、評価用のソフトウエアは同梱されていますが、量産時の大量にフラッシュメモリーを書き込めるソフトウエアは同梱されていません。エルプロ社から無償のツールが配布されています。FET-Pro430 Lite というものです。大変使いやすいので、御使用をお勧めします。
使用するに当たって、アダプタとしてTIのUSBタイプのFET、ターゲットボードとしてエルプロ社のEVM F169、書き込み用データとして test.txt を使用することとします。test.txtは後の説明で使用します。説明では、sampleというフォルダを作っておき、その中にいれてあります。実際に作業してみる場合はあらかじめファイルをダウンロードしておいてください。
機器の接続は下記のようになります。EVM F169の電源はPCのUSB端子から取っておりますが、この線で通信は行っていません。

以降、順に経過をご紹介します。
フラッシュ書き込みソフトのインストール
(1) エルプロ社のwebから無料ソフトを入手します。FET-Pro430-Lite Softwareのdownloadをクリックして下さい。

(2) ダウンロードが始まると下記のウインドウが開きますので、「開く」をクリックして下さい。(Windpows XPの場合)

(3) zipファイルの内容のリストが出ますので、 FET-Pro430-Seup をクリックします。(Windpows XPの場合)

(4) たとえばWindows xpの場合は下記のような セキュリティの警告 が出ますが、実行(R) をクリックして下さい。
(5) ソフトウエアのインストールが始まります。Welcomの画面では「Next>」を押してください。

(6) License Agreementでは、内容の確認し、同意する場合はI Agreeを選び、「Next>」を押してください。

(7) Customer Information では所有者と、組織名を入力し、「Next>」を押してください。

(8) Select Destination Folderではインストールするフォルダを指定します。デフォルトではC:\Program Files\Elprotronic\ となります。また、プログラムを使用できる アカウントをEveryone かJustmeを選択の上、「Next>」を押します。
(9) Confirm Installation では 設定内容を確認のうえ、「Next >」 をクリックします。

(10) 次の画面では注意事項をよく読んで確認した上で、「Next >」をクリックします。
(11) Installation Completeがでたらインストールは終了です。「Close」 をクリックします。

(12) デスクトップにこのプログラムのショートカットが出来ていますのでダブルクリックして起動してください。アダプタとボードはPCに接続しておいてください。
(13) アダプタを選ぶため、メニューから Setup -> Connection / Device Resetを選んでください。

(14) 現れたダイアログの右下のCOM PortでUSBを選び、OKを押してください。

(15) フラシュに書き込みたいファイルを指定するため、 Open Code Fileをクリックし、test.txtを選び、開くをクリックして下さい。

(16) 右側の AUTO PROG. をクリックして下さい。

(17) 下記の画面が現れた場合には 「はい(Y)」をクリックして下さい。。  次の画面では Start Updateをクリックします。

(18) プログラミングの作業が進み、うまく行くと Statusの部分にPassと表示され、Reportの部分に状態や所要時間が表示されます。

書き込みの最中の様子を動画でご覧いただけます。ダウンロードの上、クイックタイムなどでご覧下さい。
(MOV)
正味のフラッシュの書き込みに要する時間は12秒です。データのサイズは64KBですから1秒あたり 5.3Kバイト書き込みが出来ます。エルプロ社のソフトを使わず純正のみで書き込む場合は 2KB/秒といわれていすますので、無料のソフトを使用するだけで約3倍早くフラッシュの書き込みが出来るようになります。
たとえエルプロ社のソフトを使っても、TIのアダプタを使用すると 17秒近くかかってしまいますが、エルプロ社のアダプタを使用すると、同じことが3秒台で出来るようになり、作業効率が飛躍的に上がります。
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