TIから販売されているFETのうち、20ピンから28ピンのSOPのパッケージの書きみが出来る基板も同梱された MSP-FET430U28 の導入から、デバッグまでの道のりをご紹介します。下の写真のなかで、左下の薄青い部分に載っている部品は、型番ごとに変わったり、あるいはプログラマのみを購入された場合にはなにも無かったりします。

この型番に含まれるUという文字は、PCとの接続にUSBを用いるタイプを意味しています。
導入の手順としては、
1. 統合開発環境ソフトウエアEW430のインストール
2. FETアダプタの認識 Windpws xpにて
3. サンプルプログラムの実行 LEDの点滅
となります。以降、順に経過をご紹介します。
統合開発環境ソフトウエアのインストール
FETには、IARのEW430という統合開発環境の無償使用版が含まれていますので、これを利用します。インストールするにはCD-ROMをドライブに挿入し、自動実行させます。
(1) 起動直後、下記のような画面がでます。SoftwareのIAR Workbench Kickstart の部分をクリックして下さい。

(2) インストールの開始画面が現れますので、 IAR Workbench Kickstart Ver3.40B (FET_R451.exe) の部分をクリックします。

(3) たとえばWindows xpの場合は下記のような セキュリティの警告 が出ますが、実行(R) をクリックして下さい。

(4) さらにセキュリティの警告が出ますが、 実行する(R) をクリックして下さい。

(5) MSP430 開発ツールのセットアップが始まります。Setupをクリックして下さい。

(6) Welcome 画面では Next > をクリックします。

(7) IAR Systems Software LIcense Agreement では 内容を確認の上、同意できたなら Accept をクリックします。

(8) Select Destination Folderではインストールするフォルダを指定します。デフォルトではC:\Program Files\IAR Systems\Embedded Workbench 4.0 となっています。

(9) Installation Type では Fullか Custome を選び、 Next > をクリックします。以降はFullで進めます。

(10) Select Program Folderでは、プログラムのフォルダをきめます。以降は、デフォルトで進めます。 Next > をクリックします。

(11) Review Settings Before Copying Files では、インストールの設定条件の確認です、確認のうえNext > をクリックします。

(12) Setup Completeがでたらインストールは終了です。Finish をクリックして下さい。

(13) リリースノートが表示されますので、必要な場合には内容をご確認下さい。
top
FETアダプタの認識(USBタイプ)
WindowsにFETアダプタを認識させます。
(1) CD-ROMをドライブに挿入し、FETアダプタをPCのUSB端子に接続します。

(2)新しいハードウエアの検索ウイザードの開始画面が現れます。

(3) ソフトウエアを自動的にインストールする(推奨)(I) を選び、「次へ」をクリックしして下さい。

(4) ソフトウエアがインストールされます。

(5) ハードウエアのインストール画面では 「続行」をクリックして下さい。

(6) 「新しいハードウエアの検索ウィザードの完了」画面がでたらインストールは完了です。「完了」をクリックして下さい。

(7) 再度、「新しいハードウエアの検索ウィザードの開始」などが現れた場合にはもう一度同じ作業を行います。
(8) インストールが正常に行われますと下記のように、デバイスマネージャにマルチポートシリアルアダプタ が追加されます。

top
サンプルプログラムの実行
PCとターゲットボードを接続し、統合開発環境を使用して簡単なプログラムを起動させます。
(1) FETに付属のボードのソケットに、同じく付属のサンプルIC M430F1232を 差込み、PCとこのターゲットボードをFlashPro430のJTAGアダプタで接続します。ボードへの電源はアダプタから供給されますので、ACアダプタなどは必要ありません。
(2) 「スタート」-「すべてのプログラム」から「IAR Systems-IAR Embedded Workbench Kickstart for MSP430 V3」 -「 IAR Embedded Workbench」を選んでください。

(3) IAR Wmbedded Workbench IDEが起動されます。 Flashing the LED になっていることを確認して OK を選んでください。

オープニング以外の時に任意の Workspace を開くには File - Open - Workspace を選んでください。

開くワークススペースは FET_examples の Flashing the LED.eww です。

(4) ワークスペースが開くと下図のような画面となります。ICにF1232を使用することにします。その場合、 下段タブのmsp430x1xx(C)を押します。

(5) 統合開発環境が、シミュレータを対象にして動くか、JTAGエミュレータを経由して実機で動くかをきめます。この場合は実機デバッグとする必要があります。メニューからProject- Optionを選んびます。 Driver の欄の内容としてリストから FET Debuggerを選び、OKをクリックします。

(6)画面左側の Category: で FET Debugger を選び、右側の Connection で Texas Instrument USB-IFを選び、OKを押します。
(7) プログラムをコンパイルして、オブジェクトファイルを生成します。メニューのProject- Rebuild All を選んでください。

(8) コンパイルが出来たらメニューからProject- Debugを選んでデバッグモードに入ります。

(9) プログラムがターゲットのフラッシュに書き込まれ、ソースウインドウと逆アセンブルウインドウが自動的に開きます。メニューからDebug-Goを選ぶとターゲットボード上のLEDが点滅します。


top
|